生きるのに一生懸命!

日本の隅っこで小さな会社を運営中。 ここは、日々感じた事や思った事を書き殴るブログ。たまに毒舌です。

【映画】狙いは分かるけど・・・『21グラム』はちょっと残念な映画だった!って話

今回は映画の話。
映画は好きなんでね、いろいろ観てるんだけど、この前、興味を惹く記事を読んだ。
その記事の文中には、こんな記述が有るんだけど、

なんかね~、登場人物全員好きじゃない。
みんな悩んでて、必死で生きてるんですよ。
でも好きになれない。

いろいろな人物が出てくるらしいけど、好きになれない人物設定らしい。
それも全員ww
どんだけ性格に難ありの人が出てるんだ?
他にも、こう書かれていて、

特に⑦がすっごい気持ち悪い。
なんかね
頭の悪いヤンキーが
彼女が「気に入らない」と言うクラスメイトに
イチャモンつけに行く
みたいな感覚。

頭の悪いヤンキー!ww
まぁ、頭の良いヤンキーってのはあまり聞かないし、オレの中ではヤンキー=ボンクラって等式が成り立ってるんだけど、こうもあからさまに頭の悪いヤンキーって書かれてると、逆に興味が湧いてくる。
どんなのが出てくる映画なんだ?
って事で、こちらのブログで紹介されてた映画を観た。
『21グラム』だ。


 

 

今回もAmazonプライム・ビデオで視聴したんだけど、映画のタイトルになってる21グラムって、普通の人は何の事か分からない。
オレも最初はパチンコ玉の重さかなにかだと思ったww

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この21グラムって重さ、ブログ「みんな集まれ半蔵門」でも言及されてるんだけど、
人間の魂の重さ!
そういえば思い出した。オレが子供の頃、オカルト・ブームがあって、オカルト関係の書籍がたくさん出版されてたんだけど、その中で紹介されてた話で・・・
アメリカの実験で、人間が死んだ時、体重がわずかだけ減少する、って事が発表されたそうで、その減少した重さが「霊魂」の重さ!って書かれてたww
その重さが21グラムだったのか・・・。
まぁ、信じるか信じないかは人それぞれww
話が横道に逸れそうなので映画の話に戻すと、ストーリーはさして複雑じゃない。
いつものようにwikiさんから軽く引用すると、

大学で数学を教えるポールは余命1か月と宣告され心臓のドナーを待つ日々。また、夫と二人の幼い娘と幸せな生活を送るクリスティーナ。一方、前科を持つジャックは、神への信仰を生きがいに妻と二人の子供と暮らしていた。だが、ジャックが起こした悲劇的な事故をきっかけに、出会うはずのない3人の運命が、思いもよらぬ結末へと導かれていくのだった。

映画やドラマで有り勝ちなストーリーなんだけどね。
よく有るパターンのストーリ―なんだけど、この映画『21グラム』では、よくあるパターンを・・・
わざと解りにくく描いてる!
もっと簡単に言うと、この映画は、
凝り過ぎ!
どこに凝ってるかというと、映画の技巧を使いすぎる。
画面の映し方なんか上手いと思うし、描写も綺麗なんだけど、いただけないのは時間軸をズラして観客に見せてる事だ
もちろん、現在から過去、過去から現在へと時間軸をズラして見せることは映画の技巧の一つだし、これまでも多くの印象的な作品もあるんだけど、この映画はやり過ぎだ。
主要人物は三人なんだけど、その三人の現在と過去が目まぐるしく映されていく。
一人ならまだしも、三人だぞ、三人!
そんなもん、三人それぞれの現在だか過去だか瞬時にわからないような描写が、5分間隔ぐらいで次から次に映されていくんだから、腰が落ち着かない。観ていても、これは現在なのか過去なのか、訳が分からなくなってくる。
なにしろ最初から最後まで、三人の現在だか過去だか分からないような場面が続くのだ。
腰が落ち着かないどころか・・・
不愉快!
の一歩手前ww
さすがに字幕を読んでるし、この三人がどうやって繋がっていくのかは予想できるんだけど・・・
何でわざわざこんな描き方するんだ?
ってのが率直な気持ちだ。
そりゃ、映画なんだから、ラストまで引っ張る牽引力はあるけどね。
これ、最後はどうなるんだろ?
って興味だけで引っ張る映画。
惜しいなぁ・・・
もっと腰の据わった描写なら高い点数をつけるんだけど、オレの中では・・・
☆2個!ww

この映画、たしかにロクな人間は出てこない。
芯からのワルじゃないし、一生懸命なんだけど・・・
嫌い!ww
〇〇〇を隠そうとした女とか、拳銃を持って襲う男とか、△△逃げしてしまう宗教かぶれの男とか、◇◇◇に手を出してる女とか・・・。
う~ん、ネタバレしないように書くとなると伏せ字だらけになるww
オレって才色兼備良妻賢母型の女性に弱いからね、この映画に出てくるような自分の事しか考えないような女は嫌いなのだ。
理想は原節子!ww

アメリカにだって、才色兼備良妻賢母型の女性は居るぞ。
例えばキャサリン・ヘプバーン

『21グラム』の時間軸をズラす手法をボロカスに書いたけど、時間軸をズラしても見応えのあった映画を書いておこう。
これなんか、最後のサプライズで腰を抜かした映画だ。
『ユージュアル・サスペクツ』
ご存知、ケヴィン・スペイシーがアカデミー助演男優賞を受賞した映画。

 時間軸をあれこれイジりまわすのも映画の手法なら、逆に劇中の時間と上映時間をシンクロさせた映画もある。超有名映画『真昼の決闘』だ。1950年代の白黒映画だけど、当時としては画期的な手法だし、音楽は今でもよく耳にする名曲。保安官のゲイリー・クーパーがカッコイイのだ。(まだwin98の頃、ゲイリーってハンドル名でチャットやってたww)

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また話が横道に脱線した。
『21グラム』だけど、うん、たしかにヤンキーみたいな思考の人間が出てきた。
出てきたというか、主要三人のうちの一人ww
この映画、あっちこっちのサイトの評価を見ると、概ね高評価が並んでるんだよなぁ。
う~ん、そこまで良いとは思えなかった。
まっ、あくまでもオレの主観なんでね。
そんなオレでも、ちょっと胸に残る言葉が有った。
心臓病のために移植ドナーが現れるのを待ってる人が言うんだけどね、
人が死ぬのを待ちながら生きたくない
これ、なかなか核心を突いてると思った。
臓器移植については、いろいろ思うところも有るんで、また機会が有れば書くかもだけど・・・。
『21グラム』、映像は綺麗だし、ショーン・ペンは頼りない男を好演してるんだけど・・・時間軸が目まぐるしく変わるせいで、いろいろと残念な映画になってる。
良く言えば、
実験的!
てか、実験も失敗すればただの駄作になる。
オレには失敗作にしか思えないんだよなぁ・・・。